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ラ米における国民国家の成立についての歴史的考察 東京外国語大学大学院 地域研究コース 鈴木茂研究室所属 花田勝暁(5209028) 出版語、国民意識、国民国家のあいだの連結の不連続を説明するには、1776 年から 1838 年にかけて西半球に起こった一群の新し い新しい政治的実体、そのすべてが自覚的にみずからを国民として、また、ブラジルを興味深い例外として、(非王朝的)共和国と定 義した、この新しい政体に目を向ける必要がある。これらの国々は、歴史的に、世界の舞台に登場した最初の国民国家であり、それ故、 必然的に、国民国家とは「どのようなものか」、その最初の現実的モデルを提供したばかりでなく、複数の国民国家が同時代に誕生し たことによって、比較のための実りの多き地歩を提供しているのである。[『想像の共同体』ベネディクト・アンダーソン p86] ベネディクト・アンダーソンは、新大陸の各国を最初の国民国家だと断言し、「巡礼」や「出版資本主義」という説明で、当時ラテ ンアメリカに次々と独立国家が誕生した背景を『想像の共同体』の中で説明した。塩川伸明氏は、著作『民族とネーション』の中で、 ラテンアメリカのナショナリズムについて、基本的にアンダーソンの論理を踏襲し、ラテンアメリカのネイション形成にはエスニシ ティが関係なかったことを特に強調する。 新大陸におけるネイション形成はエスニシティとは基本的に切り離されている。ナショナリズム論の古典とされるアンダーソンの 『想像の共同体』がもっぱらネイションについて論じていて、エスニシティに触れていない──彼の後の著作ではエスニシティが新た に取り上げられているが──のは、同所が新大陸とりわけラテンアメリカを重視していたことと関係する。[『民族とネーション』塩 川伸明 p71] (インドネシアのナショナリズムを解説する一節内で) このように、前近代から引き続く文化伝統という意味での統一性をもたない多様なエスニシティが、にもかかわらず「1つの国民」 とされたのは、植民地行政によって1つの行政がつくりだされたという事実によるところが最も大きい。『想像の共同体』段階のベネ ディクト・アンダーソンがもっぱらネイションを論じ、エスニシティに触れんかったのは、彼の最初のフィールドがインドネシアだっ たことと関係している(彼がインドネシアと並んで重視しているラテンアメリカも、ネイションがエスニックな基盤をもたないもう 1つの例だということについては、第II章第3節で触れた)。[『民族とネーション』塩川伸明 p121] 塩川氏は、「純粋かつ模範的な近代」「純粋な国民国家」のモデルとされがちなフランス革命についても、「民族」としての統一性は 後づけだったことを強調する。 革命を経験する中で「、共通の法律の下に生活し、同じ立法機関によって代表される共同生活体」という「国民」(ナシオン)観が広がっ た。これと表裏一体をなして、革命の主体とみなされた「第3身分」(平民)が「国民」そのものと等置され、それに属さない貴族階 級は「異邦人」「革命の成果を脅かす敵」とみなされた。そのような「敵」──革命に反対する国内の敵と戦争の相手となる外国の双 方──に対抗して「国民」全体の統一と連帯を重視する観点から「国民の一体性」が強調された。 ここでいう「国民の一体性」は、その時点では、言語・文化などの共通性に基づくものではなかった。フランス革命当時、住民の 言語は統一されておらず、後に標準フランス語とされる言語を話す人たちは全人口のおよそ半分程度だったといわれる。第I章で使っ た言葉づかいでいえば、ここでのネイション/ナシオンはエスニックな統一性を基礎としておらず、従って「民族」ではなく「国民」 と訳すのがふさわしいということになる。「国民」統一の基礎としては、エスニックな一体性ではなく「共和主義」という理念が何よ りも重視されたのである。 しかし、ではフランスにとって「民族」としての統一性がまったく不要だったかといえば、そうはいえない。実際、フランス革命 後の長い期間を通して、フランス全土に「標準フランス語」が押し広められ、フランス語を共有するフランス国民がつくりだされた。 つまり、先に「国民国家」が一種の外枠として形成され、その後に、上からの政策によって言語的統一が推進されていったのであり、 それがある程度以上達成された後の「フランス国民」は「民族」的な意味をも帯びることになった。[『民族とネーション』塩川伸明 p43] ここで『想像の共同体』と『民族とネーション』を読んでもわからなかったのは、フランスと同じくエスニシティに無関係に国家 が形成されたラテンアメリカ各国において、どのように「国民の一体性」が獲得されたかということだ。両書では、新大陸については、 独立時の様子は説明されていたが、「国民の一体性」の獲得の過程については、説明されていなかった。出身地を異にする移民たちが 先祖の伝統から切り離された環境の中で新しい国家を形成するという経緯を経た新大陸の各国では、どのように「国民の一体性」を 獲得していったのか? ラテンアメリカ世界での獲得過程についての理解を深めていくのが本稿の主題だ。ただこの問題を突き詰めれ ば「ラテンアメリカとは一体何であるのか」「何に基づいてその文化的アイデンティティを確立するのか」といった現在まで繰り返さ れている究極的な問題が関わってくるので、本稿の思索は、「国民の一体性」獲得までの歴史的な大枠を掴むことを目的としたい。 ラテンアメリカにおいて、新生国家にむけてクレオールたちが、「巡礼」と「出版資本主義」を通じて、想像の共同体意識を育んで 治がなされるようになってきた。教育が重視されるようになるが、まだまだ政治の主体は知的エリート層である。 フランス革命を準備した啓蒙思想の後に、ヨーロッパで支配的となった思潮はロマン主義だったが、ラテンアメリカでも 1830 年代 にその影響が認められるようになる。とくに、1810 年前後に生を受け、30 年頃から政治や文化の世界で活躍し始めた知識人のなかに その支持者が多数出現した。彼らはロマン主義と、またそれと深く結びついた歴史主義(国や地域の歴史・伝統を重視する立場)を 受容してゆく過程で、地域の個性、すなわち、国民性やそれが文化や政治にもたらす影響といった問題を追求した。彼らのこうした 独自性への関心において注目に値するのは、それが進歩への意欲を含んでいたことだった。というのは、彼らにとって進歩とは、他 国の制度を模倣することではなく独自なものを発展させることだったからである。彼らは、自由主義者と保守主義者の内戦、経済的 後進性、暴力とカリスマ性に基づく権力形態としてのカウディーリョ支配に直面し、これらの地域に独自の現象が、文化と精神の面 での独立が達成されていないこと、つまり伝統的メンタリティを克服していないことに起因するとした。その意味で当時の歴史主義 は反スペイン主義であり、反カトリック的であった。かつての支配者スペインは社会的、政治的に全く遅れた国家とみなされ、反ス ペイン主義はヨーロッパの先進諸国、とくにフランス、英国への礼賛と結びついていた。したがって、この世代の人々は、自国独自 の路線をとるべきであることは認めながらも、スペイン的モデルを排し、フランス、英国のモデルと採用することを進歩とみなした のであった。[「政治思想の歩み」松下マルタ 『ラテンアメリカ 政治と社会』p57] 歴史主義では、一国の政治体制は歴史的、地理的状況から生まれる国民性の結果であるとされた。しかし、スペイン系アメリカで 支配的だったのは、現実の国民性を受動的に受け入れるのではなく、法によって現実を変え、教育によって強制的に国民に近代的メ ンタリティを植えつけ、結果としてフランス型の国民性を作りあげねばならないとする立場であった。アルゼンチンではこの歴史主 義的思想の先達たちは、1837 年にブエノスアイレスの文学サロンに集まり、国家が直面している問題を議論し始めたので、「1837 年 の世代」と呼ばれている。彼らの多くは当時の独裁者ロサスに反対したために国外追放された結果、「ウルグアイの 1840 年の世代」 や「チリの 1842 年の世代」の形成に大きな影響を与えることになった。これらの思想家の考え方は細部において多様であったが、主 要な点では一致していた。まず、彼らは現実を否定的に捉え、この現実を生み出したのは、スペイン的伝統と独立革命を指導した世 代のユートピア的な思想であるとした。さらに、この現実を変えるためには国民の意識を改めることが必要であり、その手段を教育 に求めた。また、労働の習慣を身につけさせるために、模範としてヨーロッパ移民を奨励した。 彼らは自由主義者と同様に、スペイン系アメリカ諸国において民主主義は近未来には実現不可能で、将来の目標であるとみなし、 民主主義は政治だけでなく経済や文化にも必要不可欠なものであるが、経済的進歩と大衆の教育が達成されて初めて適用できるもの とした。したがって、その段階に至るまでは知的エリート層が国民のために政治を行わねばならず、政治が大衆によって牛耳られて はならないとした。[「政治思想の歩み」松下マルタ 『ラテンアメリカ 政治と社会』p58] 19 世紀後半まで、寡頭支配層は、経済発展を遂げるために外国資本を導入し、ヨーロッパ移民によって未開の国土を開発させるこ とでひたすら近代化めざした。支配者層の帰属意識はヨーロッパにあり、彼らはヨーロッパの一員として近代ラテンアメリカの形成 を目指した。しかしこのような近代化政策は、自国の国民統合を遅らせ、厳しく階層化された社会を温存させ、国家の総合的な開発 への展望を欠いた外国資本や特定の個人に、広大な土地や資源を独占させることになった。しかし、外国資本による近代化は、ラテ ンアメリカ各国に中間層を出現させた。クレオール白人と少数の混血メスティーソやムラートたちのエリート層以外の層が政治の表 舞台に出てくることで、国民国家形成という視点を欠いたラテンアメリカ諸国の近代化の過程で、ようやく主流派の中に、民族意識 が現れてくる。 1880 年代から急速に拡大したこの中間層は、伝統社会の下層階級から中間層へと社会上昇を果たした新しい中間層を含んでいた。 彼らは外国資本に支配された自国のあり方に疑問を抱くと同時に、抑圧され、搾取される下層労働者や農民層に注目し、国家のあり 方を模索した。とくに彼らは、19 世紀末から急速に台頭してきたアメリカ合衆国をラテンアメリカの最大の脅威であるとみなした。 キューバ独立の父マルティは、19 世紀末に合衆国の野心を指摘し、ラテンアメリカ諸国の団結の必要を説いた一人であったが、少な からぬ知識人たちがアメリカ帝国主義の危険性を早くから警告していた。ラテンアメリカのナショナリズムは、このように外国資本 による経済発展の中で拡大した中間層の出現に伴って、寡頭支配層がもたなかった民族意識として高まり、反米主義へのその性格を 明確にしていったのである。 第一次世界大戦は、世界の他の地域と同様にラテンアメリカの民族主義運動にとっても大きな転換期となった。民族意識が高まる と同時に、労働運動をはじめとして社会改革を目指す大衆運動が組織され、寡頭勢力に対する大衆の挑戦が開始された。そして巨大 な外国資本に支配されたラテンアメリカ諸国の大衆運動は、必然的に反帝国主義運動へと発展していった。その反帝国主義を最も集 約的に表現したものが、すでにとりあげたメキシコ革命の成果としての「1917 年憲法」である。同憲法は第 27 条で地下資源と水を 根源的に国家の所有とし、外国資本や特定の個人が独占することを排除したが、その理念に基づいてメキシコは外国資本の接収を含 む急進的な改革の政治を実行した。メキシコ革命に刺激されたペルーのアヤデラトーレは 1924 年にアメリカ革命人民同盟(アプラ運 動)を結成し、ラテンアメリカ各国で反米運動を開始した。アプラ運動はアメリカ帝国主義に反対し、ラテンアメリカの政治的統合 を目標に掲げた急進的な民族主義的社会改革運動への発展した。[『概説ラテンアメリカ史』国本伊予 p200] いったというアンダーソンの『想像の共同体』の論理の主軸には、納得させられる。その2つの説明をベースにすれば、独立した国々 の国境線が植民地時代の行政区分にほぼ沿っていたという事情もすっきりと納得できる。しかし、同書内のラテンアメリカの独立の 説明について、私にはどうしてもアンダーソンの論理は「国家形成」を説明してはいるが、「国民国家」の説明には十分ではないので はないかと感じてしまった。フランスにおける、〔「国家形成」≠「国民国家」〕という点については同書内でフォローしているが、下 で示したようにラテンアメリカに関して〔「国家形成」=「国民国家」〕を成立させるために、強引な解釈を行っていると思われる。 アンダーソンは『想像の共同体』内で、解放者サン・マルティンが、1821 年に原住民やインディオに対しても「ペルーの市民である」 と言った発言を何度も取り上げているが、この一言を取り上げて、「クレオール人の共同体が、かくも早く、ヨーロッパのほとんどど の地域よりもずっと以前に、我々国民という観念を発展させた」(p95)、つまりラテンアメリカにおいて〔「国家形成」=「国民国家」〕だっ たと評価するのは、行き過ぎていないだろうか。独立当時、国民の概念はあいまいなもので、実際的に市民の権利をもっていたのは、 もともとのエリート層だった。 憲法では国籍、市民権、市民の権利と義務が明記されていたが、新生国家における国民の概念はきわめてあいまいであった。住民 の圧倒的多数を占めた農民は国民としての権利を保障された市民とはならなかった。彼らはアシエンダやプランテーションまたは村 落共同体の中で生活し、国民である前にそれぞれが所属する小世界の中で生まれ、一生を終えるものたちであった。彼らは国家とほ とんど無関係で、地主や地域の有力な支配者に完全に従属し、また一方では保護されていた。そして一定の財産があり租税を支払う 能力のある識字者のみが市民(シウダーノ)であり、政治参加の道が開かれていた。独立と同時に奴隷制を廃止したハイチのような 国もあったが、多くの国では独立後も 19 世紀半ばまで奴隷制は残った。[『概説ラテンアメリカ史』国本伊予 p139] また、独立後にも国家間で国境を争うことがあった。 主権国家として独立した国々の国境線は植民地時代の行政区分インテンデンシアにほぼ沿っていた。しかしその境界線は厳格なも のではなく、非常にあいまいであった。その結果、のりに天然資源の発見などによってそれまで両国が無関心であった国境線が注目 されると、領土紛争が多くの地点で発生した。それらのいくつかは戦争へと発展しており、ラテンアメリカ諸国間で争われた領土紛 争は少なくない。 この国境線の例でみるように、独立国家の形成は実はきわめて大まかなもので、独立戦争に多くの農民が動員され多くの犠牲者を 出したとはいえ、独立の影響を受けたのは植民地社会の一部にすぎなかった。住民の多くは新生国家の誕生に具体的な関わりをもた なかった。とくにメキシコ北部やアンデス地域のように国境線が引かれたあとも、国境に関係なくその地域一帯で独自の生活を続け る先住民の世界がその後も存続した。彼らにとって、国家は何の意味もなかっただけでなく、むしろ新たな権力として戦わねばなら なくなる対象であった。[『概説ラテンアメリカ史』国本伊予 p140] 上記2つの引用を真とするならば、アンダーソンが捉えている程には、クレオールたちの運動によって誕生した新生国家は、クレオー ル以外の人たちには大きな変化はもたらさなかった。ただクレオールたちの思想が、国家の方向を決めるようになった。またそもそも、 独立に際しても、「出版資本主義」の時代であり、ヨーロッパから伝わった自由主義の影響をクレオールたちは大きく受けていた。独 立期におけるクレオールたち思想についての描写を引用したい。 19 世紀初頭のラテンアメリカの独立期において、政治に大きな影響を与えた思想はヨーロッパの啓蒙的自由主義だった。この思想 は 18 世紀以降のフランスや英国の思想、米国の独立運動、スペインの改革主義を通してラテンアメリカに伝わり、スペインからの 独立運動を鼓舞した。同時に、自由主義とともに合理主義も伝わった。合理主義とは、個人の人権を守りつつ、行政においては公正 化と効率化を図り、宗教や政治の分野においては権力や専制に反対するというものであった。経済の分野では、英国のアダム・スミ スやジェレミー・ベンサムといった自由主義学派の思想を受容して、政治活動の自由を最大限認めることが理想とされた。そこから、 スペイン植民地下の絶対主義体制や中央集権体制を払拭して、国家は改革しうるという確信が生まれた。[「政治思想の歩み」松下マ ルタ 『ラテンアメリカ 政治と社会』p54] 19 世紀初頭に中南米諸国が独立した後も、王室とその行政官がいなくなったことを除けば、政治と経済の支配階層は変わらなかった。 ただ、それまでは絶対的な権威だった王室がなくなり、経験したことのない米仏流の三権分立制度が導入されたために、政治の表舞 台に立ったクレオール(現地生まれの白人)達は、誰が政府の実権を握るのかをめぐって激しく争うようになった。王室や教会の家 父長的な支配をなつかしむ保守主義者に対しては、共和主義と国教分離を唱える自由主義者が対峙した。首都を握る中央集権主義者 に対しては、地方の分権主義者が対抗した。こうして独立後の半世紀間、中南米は内戦と政治不安に満ち満ちた年月を送ったのであっ た。[『比較政治──中南米』恒川惠市 p43] 独立後のラテンアメリカは、カウディーリョ支配に直面したが、長期的な視野のないままで、内戦と政治不安の日々を呼び込んで しまった自由主義思想の世代から、ロマン主義~歴史主義の影響を受けた世代へと、クレオールの政治主体は移っていく。反スペイン、 親フランス、親イギリスを目指すが、このころから、西欧のそのままの受容ではなく、自国の国民性を意識し、国民国家を目指す政 「地下資源の開発や国境近辺の土地の所有は、メキシコ人にのみ認める」という 1917 年憲法は、明らかなナショナリズムの発露であり、 また、バスコンセロス文化大臣の下での壁画運合も国民統合をめぜす時代になった事の代表例として忘れてはならない。 1920 年代を通じてメキシコ革命は、国民統合に向けた民族主義運動を強力に推進した。バスコンセロス文部大臣の下で現代メキシ コの国民意識形成に大きく貢献した壁画運動が、リベラ、オロスコ、シケイロスのような現代メキシコが世界に誇る画家たちを中心 に展開された。この壁画運動は公共建造物の壁に描いたメキシコの歴史や風物を通じてメキシコ民族意識を国民に植えつける役割を 果たすと同時に、ヨーロッパ文化から脱却したメキシコ絵画の創造でもあった。メキシコ民族主義の台頭は、メキシコ革命が農民・ 労働者・軍部などの各勢力を政治力として統合するにあたり大きな力となった。[『概説ラテンアメリカ史』国本伊予 p198] メキシコ以外の多くのラテンアメリカ各国でも、政治はポピュリズムの時代になり、ラテンアメリカ各国の支配層が国民統合をめ ざす時代になる。 ポピュリストは、経済的ナショナリズムと並んで、独自の文化価値の見直しをめざす文化的ナショナリズムの傾向を示した。これ は寡頭支配層がフランス、イギリス、アメリカといった先進国の文化を進歩的ととらえ、混血や先住民やアフリカ人の文化を遅れた ものとしたことへの反動でもあった。ナショナルな独自文化の主張は、雑多な階級を統合する機能も果たした。ただしポピュリスト がめざしたのは、個々の民族集団の文化伝統の尊重と共存を謳う文化的多元主義ではなく、先住民的要素やアフリカ的要素を含んだ 混血文化の称揚であった。先住民系住民やアフリカ系住民に対しては、教育による「国民化」、「同化」がめざされたのであった。[『比 較政治──中南米』恒川惠市 p47] ポピュリズムの時代になって、ブラジルにおいても国民意識が追求されるようになった。 ブラジルの国民統合を意識的に追求したのもヴァルガスだった。1934 年には移民制限が導入されたほか、地下資源開発、船舶の所 有と運行、電源開発などの経済活動がブラジル人に限られることになった。 ブラジルの中央集権的統合を強化することを狙うヴァルガスは、1935 年になって共産党とファシズム団体による暴力事件を口実に 戒厳令を施行、37 年には大統領制を中止し、国会を解散、全権を掌握した。この年のヴァルガスが作らせた憲法は、大統領の権限を 大幅に強化するものだった。 1937 年から 45 年にかけてのヴァルガス政権は「新国家体制」と呼ばれ、国家主導の工業化と内陸開発、労働者保護による国家へ の統合、そしてブラジル・ナショナリズムの称揚によって特徴づけられる。ヴァルガス政権が中南米のポピュリスト政権の1つに数 えられるのは、そのためである。ヴァルガスは関税や為替レートを操作することで工業部門を保護すると同時に、基幹産業の確立の ために国家資金をつぎこんだ。典型的な例がヴォルタ・レドンダ国営製鉄所の建設である。ヴァルガス政権はまた、内陸部へ向けて 道路や鉄道の建設を進めた。労働者のための年金・失業保険などの制度を整え、労使紛争を調停する労働裁判所を整備し、労働省の 指導下で垂直的な労働組合ネットワークを作り上げたのもヴァルガスである。最後にヴァルガスは、ブラジリダーヂ(ブラジル的精 神)を掲げて、初等・中等教育における外国語教育を禁止したり、外国語での新聞発行を制限したりもした。[『比較政治──中南米』 恒川惠市 p107] メキシコやブラジル以外の、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ボリビアといった国でも 20 世紀初頭~前半にポピュリスト政権 が力をもちはじめた。ポピュリスト政権は、寡頭支配層による統治によって特徴づけられた 19 世紀的秩序から、大衆民主主義と工 業化経済への転換を図ったが、一般大衆を政治に引き込んだという意味で、新しい時代の政治形態だった。この新しい時代になって 「国民の一体性」を社会のより広い層が感じるようになったというのは、納得できる。ただ、ラテンアメリカにおいてポピュリスト政 権が誕生しなかった国もあり、それは比較的規模の小さな国だ。中間層が登場する程度に経済基盤を持たなかったこれらの国では、「国 民の一体性」の獲得は、より後の時代に持ち越されることになったのだろうか? この問題についてもう一つ踏み込めたいが、本稿 での結論は、ラテンアメリカではポピュリスト政権の登場によって、20 世紀初頭に社会の主流派が「国民の一体性」を獲得したと結 論づけ、ポピュリスト政権誕生以降の問題は今後の課題として研究したい。 ラテンアメリカで、支配層ではなく主流層が「国民の一体性」を得るようになったのを 20 世紀初頭だとした場合、独立から1世 紀程度かかった。この見方をすると、ラテンアメリカにおける実際の「国民国家」の誕生は、決して世界的にそれほど早いものでは ない。『想像の共同体』において重視されたラテンアメリカが、アンダーソンを多分に引用しつつ展開される『民族とネーション』に おいては重視されていないが、その理由は「エスニシティ」という現代のナショナリズムにおける最重要事項を重視する視点に立っ た場合、ラテンアメリカにおける「国民国家」の誕生は、その理想とその現実との乖離が大きい時代が長過ぎたからであろう。 ---- ---- ---- ---- ----
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アントニオ(ヴァンドーム公アントワーヌ・ド・ブルボン)ナバラ王国/フランス1518~1562統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------フランス貴族ブルボン家の当主。ヴァンドーム公。ブルボン公。ヴァンドーム公シャルル・ド・ブルボンの子で、コンデ公ルイ1世の兄。ナバラ女王フアナ3世と結婚して共同統治を行ない、ブルボン朝初代ナバラ王国国王となった。 エンリケ2世(アルブレ伯アンリ・ダルブレ)ナバラ王国/フランス・アルブレ1503~1555統率:D 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ダルブレ朝第2代ナバラ国王。アルブレ伯。フアン3世とカタリナの長男。イベリア半島の国土はアラゴン王国に奪われていたため、フランス国内でナバラ国王に就いた。パヴィアの戦いに参加した。 カタリナ(フォワ伯カトリーヌ・ド・フォワ)ナバラ王国1468~1518統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------フォワ朝第2代ナバラ王国女王。ビアナ公ガストン・ド・フォワの子で、フランシスコ1世の妹。アルブレ伯ジャン(アンリ3世)と結婚して、共同統治を行なった。 フアナ3世(アルブレ女伯ジャンヌ・ダルブレ)ナバラ王国/フランス・アルブレ1528~1572統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ダルブレ朝第3代ナバラ女王。アルブレ女伯。エンリケ2世の娘。ヴァンドーム公アントワーヌ(アントニオ)と共同統治を行なう。プロテスタントを国教にし、カトリックを徹底的に迫害した。病死したが、暗殺されたともされる。 フアン3世(アルブレ伯ジャン2世・ダルブレ)ナバラ王国/フランス・アルブレ1469~1516統率:D 武力:D 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------アルブレ朝初代ナバラ王国国王。アルブレ伯。アルブレ伯アランの長男。ナバラ女王カタリナと結婚して共同統治者となった。アラゴン王フェルナンド2世の侵攻を受けてピレネー山脈以南(イベリア半島)の国土を奪われてしまった。 マルグリット・ド・ナヴァルナバラ王国(生まれはフランス・アングレーム)1492~1540統率:D 武力:D 政治:B 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------ナバラ国王エンリケ2世の王妃。アングレーム伯シャルル・ドルレアンとサヴォイア公フィリッポ2世の娘であるルイーズ・ド・サヴォワの娘で、フランス国王フランソワ1世の姉に当たる。開明的な人物で、ルネサンス期の文芸の庇護者として知られる。自身も『エプタメロン(七日物語)』を著した。
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ハインリヒ・ブリンガー(ヨーハン・ハインリヒ・ブリンガー)スイス(ブレムガルデン)1504~1575統率:C 武力:C 政治:C 知力:B 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------神学者。ケルン大学でスコラ学を学び、教父学や新約聖書を研究した。聖書の記述を「契約」の概念で解釈する契約神学者。ツヴィングリの後継者とされ、『契約神学の父』と呼ばれる。 パラケルスス(テオフラストゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム)スイス(アインジーデルン)1493~1541統率:C 武力:D 政治:D 知力:A 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------医師、錬金術師。鉱物から抽出する薬物の研究をし、亜鉛の元素を発見、バーゼル大学の医学教授となる。錬金術に生命科学としての意義を持たせ、地・水・火・風の四大元素、水銀、硫黄、塩のアラビア三原質を定義した。 フルドリッヒ・ツヴィングリスイス(ヴィルトハウス)1484~1531統率:B 武力:C 政治:C 知力:B 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------キリスト教宗教改革初期の指導者。スイス改革派教会の創始者。チューリッヒに神聖政治を確立しようとした。ルター同様、聖書のみを信仰の基準としたが、対立した。カトリック諸州との内戦の中で戦死する。
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ドラヴィヤ・シャハゴルカ王国????~1570統率:B 武力:A 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ラムジュン王ヤショー・ブラフマ・シャハの息子。セーナ王国の王カンドカーを討ち、ゴルカを首都と定めてゴルカ王国の初代君主となる。
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__ , ´ ∧ ` 、 /. /-ヘ ∧. /i,.i. /´ニ=;.-、=ニ` 、i/ヽ. ''"~i `,''''" '` ¨'''" i`゛゛ NAME:キャプテンアメリカ !Y. i ,-‐-、 `i i´, δ i ___ i i j 政治:不明 i ヘ._ _ ,ノ i 智謀:不明 i  ̄  ̄ i 統率:不明 / ` ' i 武勇:不明 / i _. ャ ''" ` ' ` 、 スキル:不明 _. ャ ''"  ̄ ̄ ̄ ,、 > ._ 欠点:不明 ´ ; ___ / \____ > ._ ; ` ._ / ヽ ヽ ; ヽ ヽ , , " /\ ヽ ヘ ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ MARVEL家の家老 キャプテン・アメリカ(通称:キャップ) 盗まれた家宝を取り返すためにメガテン家に攻め込んでいた。 とある家とは個人的な同盟を結んでおりインデックスと面識がある。 アレイスターの奴隷貿易を知って即座に攻め込もうとしたが インデックスに話を伝えたり、とある家の内部調査を待つ冷静さを持っている。
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エーリック14世スウェーデン1533~1577統率:C 武力:C 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ヴァーサ朝第2代スウェーデン国王。グスタフ1世の息子。後に精神病にかかり、グリプスホルム城に幽閉される。 グスタフ1世(グスタフ・ヴァーサ)スウェーデン1495~1560統率:C 武力:C 政治:C 知力:B 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ヴァーサ朝スウェーデン王国国王。スウェーデン独立派の貴族として捕らえられるが、「ストックホルムの血浴」が起きると逃走、反乱を起こす。後にスウェーデン摂政となることを宣言し、国王となり、ヴァーサ朝の祖となる。また、ルター派の教義を全面的に認め、スウェーデン教会がローマから分離するきっかけを作った。 シギスムント(ポーランド国王ジグムント3世)スウェーデン/ポーランド1566~1599統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ヴァーサ朝第4代スウェーデン国王、選挙王制第3代ポーランド国王。スウェーデンのヨハン3世とポーランドのジグムント2世の娘の子。カトリック教徒で、支配下の両国をカトリック化しようとしたため、スウェーデン王位を追われた。この後、スウェーデン・ポーランド戦争となる。 ヨハン3世スウェーデン1537~1592統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ヴァーサ朝第3代スウェーデン国王。フィンランド大公。グスタフ1世の子。兄王エーリック14世と仲が悪く、弟カールと共に反乱を起こし王位に就く。ポーランド王族と婚姻を結び、リヴォニア戦争に幕を引き、デンマークとの北方七年戦争を引き分ける。内政面でも教会改革や、財政改革を行なった。
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The New Order アマゾナス主義 アイコン編集 英名 Amazonism 別名 マルクス・レーニン・アマゾナス主義 登場作品 The New Order(Hoi4) 上位イデオロギー 共産主義 主要なイデオローグ ジョアン・アマゾナス ブラジル共産党の分裂をきっかけに誕生した新たな革命思想は、ラテンアメリカの社会主義を大きく転換させることとなった。大陸に存在する多くの共産党が選挙主義に走る一方、PCdoBのイデオロギー的指導者であるジョアン・アマゾナスは、共産主義者は資本主義体制を暴力的に打倒することを目指し、人口密集地から離れた農村で大衆的ゲリラ戦を行うなどして、長期にわたる「人民の戦争」を展開しなければならないとした。 正式名称を「マルクス・レーニン・アマゾナス主義」というこの運動は、ソ連崩壊後の思想的混乱に端を発し、失敗した中国革命の経験に部分的に触発されたものである。アマゾナス主義の信奉者は、資本主義勢力とのいかなる関係も反帝国主義の理想に対する裏切りの証とみなし、断固として拒否する。また、この路線に従う運動は、他の革命グループと協力し、帝国主義勢力を打倒するべきであるとする。しかし、アマゾナス主義は、経済的自立と外交的な孤立主義を志向するため、通常、他の派閥には不信感を持たれている。 アマゾナスは、前衛党のみが大衆を目覚めさせ、その意識を革命への熱意に向けて高めることができると主張し、分散的反乱というゲバラ主義者の路線を否定している。アマゾナス主義のグループは農村ゲリラの構築に重点を置くが、一般労働組合運動や組合組織に溶け込むこともためらわず、時には多くの組合官僚機構の頂点に立つこともある。この官僚的側面は、アマゾナスの熱狂的な支持者には矛盾であるかのように映るかもしれないが、このような二面性は右派の暴政と戦うために不可欠な要素なのである。 (TNO日本語化Modより引用)
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李舜臣(イ・スンシン)李氏朝鮮(開城)1545~1598統率:A 武力:A 政治:C 知力:B 文化:C 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------国民的英雄。武科(武官の登用試験)で全羅左道水軍節度使に就く。豊臣秀吉の文禄・慶長の役では三道水軍統制使として水軍を率いて勝利を収めた。しかし、撤退しようとする島津水軍を露梁海峡で迎え撃った際に乱戦となり、戦死する。 仁宗(インジョン)、李峼李氏朝鮮1515~1545統率:E 武力:E 政治:E 知力:E 文化:E 魅力:E--------------------------------------------------------------------------------第12代李氏朝鮮の国王。中宗・李懌の第一王子で、明宗の異母兄。病弱で在位僅か9ヶ月にして崩御する。 許蘭雪軒(ホ・ナンソロン)(本名:許楚姫(ホ・チョヒ))李氏朝鮮1563~1589統率:D 武力:D 政治:D 知力:B 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------女流詩人。当時の女性蔑視の風潮の中、嫁ぎ先で疎んじられ虐待された。その中でも才能を発揮し、美しい女神が恋をする物語『游仙詩』や、自身の二人の子を失った悲しみを綴った『哭子』などを残した。 明宗(ミョンジョン)、李峘李氏朝鮮1534~1567統率:E 武力:E 政治:E 知力:E 文化:E 魅力:E--------------------------------------------------------------------------------第13代李氏朝鮮の国王。中宗・李懌の第二王子で、仁宗の異母弟。国王に即位するも、母親の文定王后の傀儡政権だった。 燕山君(ヨンサングン)李氏朝鮮1476~1506統率:C 武力:C 政治:D 知力:C 文化:D 魅力:E--------------------------------------------------------------------------------第10代李氏朝鮮の国王。成宗の長男で、中宗・李懌の異母兄。非常に粗暴な性格で、母が謀殺されたことを知ると、関わった者を粛清(甲子士禍)した。また、士林派を大量粛清し(戊午士禍)、酒色に溺れ、諫言する功臣たちを処刑し、朝鮮史上最悪の暴君とされる。後にクーデターが起き、王位を剥奪される。
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―中央アメリカ連邦― 国名 中央アメリカ連邦共和国 英名 Federal State Central America FSCA 国旗 国章 flag_nicaraguacoa.gif 標語 祖国奪還 元首 サクラノ=アオイ 首都 シウダー・デ・パナマ 公用語 スペイン語 構成民族 日系人、ラテンアメリカ人 基本通貨単位 円、ペソ 軍事 兵員 24万 構成国 パナマ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ
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"Avengers Assemble!" + 日本語吹替声優 神谷明 『まんがスーパー大集合』 高木渉 『スパイダーマン アメイジング・フレンズ』 堀内賢雄 『卍帝国の野望』 大川透 『スパイダーマン(1994年アニメ版)』 根本央紀 PS『スパイダーマン』 志村知幸 『アルティメット・アベンジャーズ』 岡崎雅紘 『アベンジャーズ 地球最強のヒーロー』 中村悠一 『マーベル・シネマティック・ユニバース』 丸山壮史 『アルティメット・スパイダーマン』シリーズ、『アベンジャーズ・アッセンブル』 『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム』シリーズ、『ハルク スマッシュ・ヒーローズ』 中谷一博 『ディスク・ウォーズ アベンジャーズ』『マーベル フューチャー・アベンジャーズ』 竹内栄治 『Marvel's Avengers』 マーベル・コミックが刊行した『Captain America Comics』の主人公。初出は1941年の『Captain America Comics #1』。 本名はスティーブ・グラント・ロジャース(Steven Grant Rogers)。…言うまでもないが、同名の彼とは無関係。 日本では『MCU』に登場するまで馴染みが少なかったが、アメリカではかなりの人気を誇るスーパーヒーローである。 どのくらいかと言うと、普通にニュース記事で死亡が取り上げられてるくらいの人気。 アニメ『X-MEN』にもゲスト登場したり、MARVEL系の作品(ゲームに限らず)にはほぼ全て登場していると言ってよい。 通称は、 キャップ(Cap) 自由の番人(The Sentinel of Liberty) 星条旗のアベンジャー(Star-Spangled Avenger) 第二次世界大戦の生ける伝説(The Living Legend of World War II) ウイングヘッド(Winghead。マスク側頭部の形状から) など、歴史が長い事もあってか、かなり多い。 日本で言えば仮面ライダー1号やウルトラマンに当たる、と言えば分かるだろうか。 尤も、その古さで言えば月光仮面や黄金バットといった超古参ヒーロー級に匹敵する上に、 しかも今なお現役というのだから、頭が下がるばかりだ。 身長187.96cm、体重104.33kg。 「第二次世界大戦の生ける伝説」の異名で知られるヒーローの中のヒーロー。 第二次大戦前夜、ヨーロッパにおけるナチスの横暴に憤った彼は、勇んで陸軍に志願したが、 体格が貧弱だとして不合格になってしまった。それでも諦めきれない彼に着目した陸軍上層部は、彼にある極秘計画… 完璧な肉体を持つ超人兵士を人工的に製造する「オペレーション:リバース」への参加を持ちかけた。 二つ返事で承諾した彼は、秘密基地へ連れて行かれ、全身の細胞を活性化させる「スーパーソルジャー血清」を投与された。 果たして実験は成功し、彼は人類極限の肉体を手に入れたが、潜入していたナチスのスパイによって、 血清の発明者アースキン博士が暗殺されてしまい、スティーブは最初で最後の超人兵士となったのである。 彼をアメリカの闘志のシンボルにしようと考えた陸軍は、彼にキャプテン・アメリカの名とコスチュームを与え、 彼は相棒のバッキー少年と共に前線に向かい、連合軍の先頭に立ってレッドスカルを始めとするナチスドイツと戦った。 が、大戦終結の直前、ナチスの飛行機爆弾を阻止するため、バッキーと飛行機に飛び乗った彼は、 爆弾の爆発に巻き込まれ、バッキーは生死不明。彼もまた北極海に落ち、氷漬けになってしまった。 こうして数十年の時が過ぎ、ついに彼が復活する時がきた。アベンジャーズの潜水艦が彼を発見し、蘇生させたのだ。 現代に甦った彼は、変わってしまった世界にとまどいつつも、アベンジャーズの一員として新たな戦いを開始した。*1 「アメリカの理想」を阻む者がいる限り、キャプテン・アメリカに休息の日は訪れる事は無いのである。 現在の世界情勢は相当キャップにとって衝撃であったようで、黒人の大統領や女性の医者が誕生した事に非常に驚いていた。 これはキャップが差別主義者であるという意味では無く、'40年代前後のアメリカではとても考えられなかったという意味である。 何分、キャップは第一次世界大戦が終わる前の生まれであり、更に壮年期を完全に氷の中で眠りながら過ごしていたため、時代の移り変わりを見れなかったのも大きい。 事実、アイアンマンに見せられたキング牧師の演説に涙を流すほど感動している。 ちなみに「キャップが復活してから○○年」と語られる事が多く、時間経過の分かりにくいマーベル世界の時間経過の指標の一つになったりしている。 2011年時点では復活してから十数年程度が経過している設定のようだ。 『MAN OUT OF THE TIME』で復活直後の大統領が明らかにオバマだった?いんだよこまけぇ事は。 なお、彼を超人化させたオペレーション:リバースだが、超人血清が失われた後も計画は存続していた模様。 超人兵士制作計画「ウェポンプラス」において、キャプテン・アメリカはウェポンIにあたり、 そして後の十番目の計画ウェポンXでウルヴァリンがアダマンチウムの骨格と爪を埋め込まれる事になる。 そのウルヴァリンとはアベンジャーズの同僚でもあり、同じくウェポンXの被験者であるデッドプールも含めた三人で急造チームを結成した事もある。 彼は人間として望みうる最高の肉体を持っており、あらゆる格闘技、戦略、戦術にも通じている。特にボクシングが得意という。 あくまでも人間の限界にとどまっている…はずなのだが、超人血清は身体能力以上に代謝機能や持久力を極端に強化するため、 500㎏のペンチプレスを持ち上げたり、1マイル走の記録が1分切ったり(時速60マイル以上で走れる、という事)、 雪中行軍も楽々こなすなど、明らかに限界突破している点も多かったりするが。 医学の観点では人間が持ち上げられる重量の限界値は理論上500㎏とされており、 ベンチプレスに関しては一応人間の限界を超えていない数値ではあると言える。本当にギリギリではあるが。 ちなみに現実のベンチプレス(ドーピングあり)の世界記録は476㎏。 持ち上げた後は筋肉が内出血を起こしドス黒く変色する。やっぱり限界突破してるかもしれない。 手にした盾は、MARVEL世界に存在する特殊金属ヴィブラニウムを用いて作成された超合金で出来ており、 神クラスの攻撃でも傷一つ付かない──というより事実上破壊不可能と言われるほどの防御力を誇る (ちなみにヴィブラニウムは単体でも衝撃吸収能力などに優れた金属であり、 一時期元の盾を政府に返却せざるを得なくなった時は最初はアイアンマンに作ってもらった純アダマンチウム製の盾を使用していたが、 すぐにブラックパンサーに作ってもらった純ヴィブラニウム製の盾に切り替えた)。 この合金は超人血清作者のアースキン博士の手によって偶然一度だけ生み出されたものであり、その死と共に製法は失われた。 え、それじゃさっきのブラックパンサーから貰った盾は矛盾しないかって?盾だけに これは映画シリーズ等のせいで勘違いが加速しているが、 キャプテンの盾は純粋なヴィブラニウムではなく、ヴィブラニウムに銀や鋼鉄が混じった名称不明の超合金であり、 純粋なヴィブラニウムとは別物である。 実際、純粋なヴィブラニウムは高温で溶けるが、キャップの盾は惑星破壊クラスの高温にも耐える。 なお先程からも度々述べたMARVEL世界で多用される超合金アダマンチウムは、この合金を解析する過程で出来た副産物である。 このシールドは防御だけではなく打撃や投擲にも用いられ、キャプテンアメリカ最大の武器にしてシンボルでもある。 とは言うものの流石に完全無欠の盾というわけでも無く、 考えただけで現実を改変する能力の持ち主 分子そのものを操作する能力の持ち主 インフィニティガントレット(装着すると文字通り全知全能の存在と化す)を付けたサノス 宇宙を創生した存在と同格の力を持つ神 といった連中なら破壊する事も可能なようである。 ……つまり「防御力とか関係ない状態変化攻撃」とか「攻撃力無限大」な奴らが、防御無視攻撃をやってきた時しか壊れた事がない。 そもそも雷神ソーのムジョルニアで殴られても壊れないという時点で神話級アイテムである。第二次大戦当時の技術レベルで偶然出来ちゃっただけなんですぜこれ。 さらに、現在のキャップのシールドは破壊されたのちにソーの父親オーディンによって修復され、 加えてウル(アダマンチウムと同じ硬度を持つ魔力を込められた金属)で補強されて、より強固になったため 防御力はさらに向上。「人類が持てる技術の範囲内での最高傑作品」から「正真正銘の神話級マジックアイテム」と化した。 はいそこ、チートの重ね掛けとか言わない。 またさらに余談ながら、シールドの材質の中には銀が含まれているため 二次大戦中にて吸血鬼の軍勢と戦闘に陥った際、吸血鬼に止めを刺せる有効な武器としても使用されていた。 自分の戦友達が吸血鬼にされ戦わされているのを見た際には流石のキャップも激昂し、 「その命は彼の物だ!貴様如きがその体を使うんじゃない!」と叫びながらシールドで吸血鬼の首を刎ねていった。 コスチュームは難燃素材で出来ており、防御力を増すために軽量のジュラルミン製のスケイルメイルを下に着込んでいる。 上記のイラストやドットでは簡略化されているが、実際はスーツの表面は鱗のようになっている。 また、特徴的な頭部とマスクが一体化したスタイルは、過去の戦いで「マスクをひっくり返され、視界を奪われる」事があって以降改良された。 そして言うまでもなくスーツおよびマスクのデザインは、星条旗をモチーフとしている。 このコスチュームはやはり現代の視点で見れば無理のある、はっきり言ってダサいコスチュームではあるものの、 ミズ・マーベル曰く「理想を口にすれば誰かに批判をされる現代で、敢えて国旗を纏う象徴」もしくは 「本来ならば大勢の人間が担うべき国家をたった一人が背負う滑稽さ」としての意味合いであるとされる。 だからこそ、ダサいはずなのに妙にカッコよく見えるのだ。 また、スティーブが一時死亡していた時期に後任としてキャプテン・アメリカを襲名したバッキーは、 「派手すぎて嫌でも敵の目を引くせいで高い陽動効果がある」と語っている。 + ちなみに素顔はこんな感じ また身体能力だけでなく戦闘技術においても非常に優れており、その身体能力は「人間の限界」でしかないにも拘らず、 後述のシビルウォーにおいて10tの腕力を誇るスパイダーマンと戦闘した際に、 スパイダーマンの動きを完全に見切り、たった10秒でKOしている。 また、一時的に超人血清の効力が失われた際にも量産型の超人兵士三人を相手に勝利している。 とはいえやはりヒーロー達の中では力不足は否めず、強敵相手に苦戦する事も多い。 そんな彼の最大の武器は人間としての最高の身体能力でも超合金の盾でも蓄積された経験でもなく、 不屈の精神力と信念であろう。 神や巨大ロボット兵器相手にも果敢に立ち向かい、コズミックビーイングさえ凌駕する存在となったサノスに対し、 「私の人生は感傷の追求だった。その為に死ぬのならば悔いは無い!」と啖呵を切る姿には サノスですら一瞬気圧されるほどであった。 神、もしくは神に匹敵する高潔な精神を持った者でなければ持ち上げられないとされる、 ソーのムジョルニアを持ち上げられた事が、彼の心の高潔さを象徴するエピソードであろう。 誤解されがちだが、彼が守る物はあくまでも自由・平等・博愛を旨とする「アメリカの魂」であって、「アメリカという国家・政府」ではない。 そのため、超人やミュータント等を管理下に置こうとするアメリカ政府とは反目する事も多く、 一時は「キャプテン・アメリカ」の名称とコスチュームを国に返上した事もある (この間「キャプテン・アメリカ」を名乗っていたのはジョン・ウォーカー。 彼は後にキャップにコスチュームと「キャプテン・アメリカ」の名を返し、 自らは「USエージェント(『MVC』シリーズにも登場している)」を名乗る事になる)。 また他の例として、汚職をしていた将軍にアメリカへの忠誠を盾に見逃すように強制された際も、 「私の忠誠の対象は理想だけです」 とこれを一蹴したり、二次大戦について言及する際も、 「私が大戦で得た教訓はヒトラーの卑劣さでは無い。いかに人が正義を簡単に捨て去ってしまうかだ。 それが例え正義を尊ぶとされるアメリカ国民であっても! そして一方で戦場で出会ったドイツ兵や日本兵にも尊敬すべき兵士はいた」 と演説している。 断っておくと、「第二次大戦についてアメリカにも悪い部分があった」と口にするのはアメリカ本国では一種のタブーとされており (例えば「硫黄島からの手紙」という映画でアメリカ兵が日本兵捕虜を虐殺するシーンに対して、特定層から批判が集中した事もある。 他にも、ロールシャッハが核兵器使用は正しいと断言する右翼主義者なのは正にタブーを突いた痛烈な皮肉であろう)、 それを堂々と口にする辺り、キャプテン・アメリカがアメリカ国家の傀儡では無い証明であろう。 しばしば「己の在り方について苦悩するヒーロー」が描写されるアメコミヒーローだが、 彼の場合はアメリカへの無上の愛を持ってしまったが故に苦しむのである。 + 裏話 実は当初行方不明にはなっておらず、戦後すぐの頃共産主義者を相手に戦っていたのだが、 世論が赤狩り糾弾に向くと「やっぱりあれはやりすぎだったよね」という事になり、 あれは極右のキャップ信奉者が名を騙っていただけという事になり、 本物は前述の通り終戦直前に行方不明になっていた事になった。 尤も、この当時のコミックは悪名高き「コミック・コード」の影響下にあり、当たり障りのない内容…… もっとはっきり言ってしまえば、「お上に迎合した内容」しか描けなかった、という事情も考えなければならない。 上記の設定変更は、その過去をまとめて黒歴史にしてしまおうという出版社側の意図もあるのかもしれない。 もっと単純に、保守系ヒーローに対するリベラル系ヒーローが欲しかったと言う理由かもしれないが。 さらに余談ながら、この代役を務めていたキャプテン・アメリカも後に別のキャラクターとして設定された。 キャップを務めていた代役は三人存在し、スティーブがMIAになった直後にキャプテン・アメリカを務めていたのは、 ウィリアム・ナスランドという男で、元々は「スピリット・オブ・'76」というヒーローをしていた。 彼は選挙活動中のケネディ大統領を守って戦死し、その役割を継いだのはジェフ・メイス。 彼もまた元々は「パトリオット」というヒーローで、スティーブ本人とも面識がありスティーブを救った事もある。 そして問題の三人目を継いだのはウィリアム・バーンサイド。 元教師の彼は熱狂的なキャプテン・アメリカ信奉者で、かつ強烈な右翼主義者であった。 彼はキャプテン・アメリカについて調べる内に不完全な超人血清の製法について発見し接種。 さらには顔をスティーブそっくりに整形し、戸籍も変更し名前もスティーブ・ロジャースと改めた。 当時、赤狩りに躍起になっていたアメリカ政府は彼を新たなキャプテン・アメリカと認め、彼に不当な黒人逮捕や赤狩りを行わせた。 しかし不完全な超人血清は徐々に彼の精神を狂気へと陥らせ、遂には暴走。アメリカ政府によって冷凍睡眠の処置を施された。 その後、本物のキャプテン・アメリカ復活後にレッドスカルによって復活させられ、1950年代の正義を振りかざし、 当時、黒人のパートナーを連れていたキャップに襲い掛かった。 現在は最早まともな意識は残っていないようで、「グランドディレクター」というヴィランとしてキャップ達に敵対している。 なお、メタな事を言うと『キャプテン・アメリカ』シリーズの漫画連載は以下のような感じに区切りがあった。 1941年から1949年:連載第1期、45年以後はキャップは国内でギャングなどを相手に戦う話がメインに 1953年から1954年:連載第2期、これが赤狩りネタなどがあった時期 1964年以後:連載第3期、「キャップが二次大戦末期から北極海で氷漬けだった」と言うのはここから開始 当初第1期後半と第2期は第3期とパラレルのような扱いだったが、後に襲名があったという事で解決され、 1972年の話で「第2期のキャップはウィリアム・バーンサイドと言う人で、やりすぎたのでアメリカ政府に封印された」 1977年の話で「第1期後半はウィリアム・ナスランドとジェフ・メイスと言う人で、ナスランドの死でメイスが襲名、後に引退」 という説明がされていた(つまり正体が明かされたのは初→四→二&三代目の順). ちなみに幼少期の頃は結構悲惨な境遇を送っており、 父親は大恐慌の影響で職を失い、アルコールに逃げスティーブと母親に暴力を振るうようになる。 そしてその父親もアルコール中毒で死亡、母親が家計を支えるも、スティーブと同じく病弱だった彼女も無理が祟り死亡する。 そのためスティーブは学校を中退、絵画や作詩といった芸術方面の才能を見出されており 本人や周囲からも芸大へ進学する事を希望していたが止む無く諦め、 軍に入るまでは勤労少年として病弱な体を引きずって生活していたという過去がある。 また、キャプテン・アメリカになるまで異性には全くモテなかったとの事。映画版でもきっちり再現されていた。 超人兵士になった後は任務を何度も共にしたペギー・カーターと恋人関係になっている。 復活後はS.H.I.E.L.D.所属でペギーそっくりな彼女の姪エージェント13ことシャロン・カーターと付き合ったりもしたが、その後、老いたペギーと復縁した. このような経歴や、大戦中の相棒であるバッキーが死んでしまったと思っていた事から子供(特に学生)が戦う事に対して強い嫌悪感を持っており、 かつて1990年代にアベンジャーズに加入していた「レイジ」というヒーローの正体の実年齢が、実際には中学生程度であった事を知ると、 「正義を行うためには、まずきちんと学校で学ぶべきだ」と諭し、チームを脱退させている。 他にも「未来でアベンジャーズになる資質を持った子供達」であるヤング・アベンジャーズの結成や、 下記の事件が起こる原因となったニュー・ウォリアーズにも嫌悪感を示していた。 2006年から2007年にかけて連載された「超人登録法」を巡る戦い『シビル・ウォー』では登録法反対派に廻り、 推進派に廻ったアイアンマン、スパイダーマンらと対立する(スパイダーマンは後に離反、反対派に付く)。 推進派との決戦においてアイアンマンを追い詰めるも、戦闘に巻き込まれた一般市民から羽交い締めを受けて妨害された後、 破壊され炎に包まれた街を見た事で自らの行為が守りたかったもの達を傷付けてしまっていた事に気付き、投降。 法廷で「スティーブ・ロジャース」として自らの正当性を証明する道を選ぶも、 宿敵レッドスカルに洗脳された自らの恋人シャロン・カーターに暗殺されるという悲劇的な最期を迎える。 その死は多くのヒーローだけでなく、彼を糾弾していた一般市民にも大きな衝撃を与えニューヨーク全体が追悼ムードになるほどだった。 そしてスティーブが死亡したため、上記のバッキーこと本名「ジェームズ・バーンズ」というサイドキックの少年(当時)が、後継者となった。 彼もキャップと共に爆発に巻き込まれ、長期間に亘って(読者時間で60年ほど)死亡したと思われていたが、 マーベル社の狂気の後付設定により生き返実は生存していた。 一命は取り留めたものの片腕と記憶を失っており、洗脳されてソ連の暗殺者「ウィンター・ソルジャー」となっていた。 しかしキャップの助けもあって記憶を取り戻し、アメリカのヒーローとして活動する。 暗殺者時代は任務がない時はコールドスリープしていたため活動期間は短く、現代においても戦時中からほとんど年は取っていない。 バッキーはスティーブ亡き後「キャプテン・アメリカ」の名前とコスチュームを受け継ぎ、 先代との違いに苦しみつつも先代と違う自分らしさを武器に活躍を続けていた。 戦闘能力に関しては、超人兵士である先代キャップには劣るもののそれでも充分強く、 アイアンマンやダークアベンジャーズと互角に渡り合うほど。 戦闘スタイルとしては銃やナイフを用いた戦闘を得意とし、また元々暗殺者であったためか、不意打ちやトラップを用いた戦い方を行う。 また義手となった左腕は怪力を発揮し、アイアンマンの顔面パネルを無理やりこじ開けたり、車を引き裂いたりする事が出来るほどで、 他にも電撃や電磁パルスを発揮したりと様々な能力を持つ。 その後グリーンゴブリンに身体を利用されたりもしつつ、読者全員が予想した通りスティーブは復活したが、 「キャプテン・アメリカ」の任務はしばらくバッキーが継続。 が、これまた読者が予想した通りバッキーキャップはサーペントの力を得たシンに殺されてしまい、 スティーブがキャプテンアメリカに復帰している。 テコ入れのために配役を一時入れ替えてみたものの、しばらくしてやっぱり元の鞘に収まるという時に、 せっかく人気が出てきた代役キャラ(しかも凄くいい奴)が殺されるのはマーベルのお約束である。 ……と思ったらバッキーも普通に生きていた (これもまたお約束である。死ぬ時と生き返る時だけしか出番が無いキャラがちらほらいるのだが、 バッキーほどの大物キャラをそんな扱いにはしない……と信じたいものである)。 そしてバッキーは暗殺者時代の罪を償うためにキャプテン・アメリカの名をスティーブに返し、自分はバイクで放浪の旅に出た。お前もか 余談だが、「キャプテン」は純粋に軍の階級である「大尉」の意味らしく(「キャプテン」には英語で「大尉」の意味*2も含まれている)、 北極で眠りに落ちなかった並行世界では「カーネル(大佐)アメリカ」を名乗っていたりする。 マー・ベル大尉がキャプテン・マーベルになったのもある意味そのせいという事だろうか またアイアンマンとは親友同士でありながら思想的に対立する事が多く、 加えて「自分は現代の装備に迎合出来ず、ほぼ素手で戦う事しか出来ないロートル。対して数多くの装備を使いこなせる彼こそ現代のヒーロー」 というコンプレックスを持っていたりする。 そう言う割には最新鋭のビームシールドを使いこなしたり、国防総省のコンピューターにクラッキングを仕掛けたり、 といった程度には現代兵器・技能を使いこなしている。充分すぎるだろうそれは。 + 実写映画での活躍 マーベルでもぶっちぎりの支持を誇る超大人気ヒーローであり、 1990年に(ちょっと早い)生誕50周年記念映画として『キャプテン・アメリカ 卐帝国の野望』が製作されている。 残念ながらクオリティの関係上、前年に上映されたティム・バートン版バットマンとは違って評価は高くなかったが…。 そしてそれから20年以上の時を経て、奇しくも生誕70周年にあたる2011年7月に映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』が全米公開。 当然ながら全米で大ヒットしたが、国外での興行収入の総額が全米興行収入以上の額になった、 というアメコミ・ムービーとしては珍しい現象が起きた。日本では遅れる事同年10月に公開されている。 ストーリーラインは概ねオリジンに沿っているが、 超人兵士計画にハワード・スターク(言うまでもなく後のスターク・インダストリーズ初代社長。つまりトニーの御父上)が出たり、 超人兵士計画の頓挫を理由に軍によってマスコットキャラとして登用されたキャップが、年齢性別問わず国内で絶大な人気を博する中、 仲間である兵士達からは白眼視されている現実に気付き、更にある事情から単身戦場に出て大活躍するくだりがあったりと、 オリジンとの相違点兼独自の見所は結構多い。 定番のマスクもメットとなり、羽飾りもメットの横に施されたペイントとしてアレンジされるなど、 ビジュアルもミリタリー色を強める形で大分格好良くなった。もうダサイなんて言わせない。 2014年には続編『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』も公開。 後のアベンジャーズシリーズを手掛けるルッソ兄弟の初MCU監督作品で、 ヒドラの手先として蘇ったかつての親友バッキー/ウィンター・ソルジャーとの戦いを描く。 衝撃的な展開や迫力あるアクションシーン、終盤の熱い演出などからMCU最高傑作との呼び声が高い。 そしてあの「シビル・ウォー」を映画化した『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』も公開された。監督は同じルッソ兄弟。 ヒーロー活動の規制とバッキ―の処遇をめぐり、アイアンマンとキャップの派閥の内乱を描く。 単独映画というよりクロスオーバー作品としての色が強く、ブラックパンサーとスパイダーマンがMCUに初登場する事で話題となった。 "That is America's ass." (これがアメリカのケツか) ゲーム作品におけるキャプテンアメリカ アメコミヒーロー界隈でも超有名ヒーローなので、当然ながら様々なゲームに出演している。 国産対戦格闘に絞ると、やはりカプコンのマーベルVSシリーズと、 データイーストが1995年に出した『AVENGERS IN GALACTIC STORM』であろう。 前者では、全体的に爽やか系なイメージを漂わせるキャラ付けがされている…気がする。 盾を投げる飛び道具があるのだが、上手く受け取れないと落としてしまうという、よく分からない所にリアリティを感じさせる演出がある。 『MVS』では主役ポジ、『MVC2』以降は最初から参戦している所謂「メインメンバー」的な立ち位置となっている。 + 『MVC2』での性能 『MVC2』では、サイクロップスと同じく主人公な感じのする安定タイプ。一応波動昇龍持ち。 あちらが飛び道具タイプなら、こちらは接近タイプと言うべきなのだろうか。 ただし、シールドがある時とない時で微妙な違いが出たりなどするため、安定タイプでも色々味のあるキャラ。 通常技の発生はやや早めで、リーチも良好。 空中通常技の挙動も安定しているため、かなり楽にコンボを入れる事も可能。 機動能力も思った以上に高く、二段ジャンプや回り込み・ダッシュ速度など、アシストを絡めると脅威になるものが揃っている。 盾がない場合、立ち強Pが発生加速(11F⇒8F)威力低下(16⇒12)になり、後述するHCに繋げやすくなる。 屈み強Pが威力低下(14⇒12)発生鈍足(8F⇒10F)になり、代わりに打点上昇による対空方面強化がある。 (テンキー方向の)3強Pが発生鈍足(7F⇒9F)。エリアル始動技だが、完全劣化。 J強Pは発生加速(10.5F⇒8F)威力低下(13⇒12)判定弱体。 「シールドスラッシュ」は、装備している盾を投げる飛び道具。 相手に当たっても当たらなくても返ってくるが、SJや後退する事で受け取り拒否が可能。 落ちた盾は、フィールドにアイテムとして落ちている。拾う時は盾に近付くだけでいい。 「スターズ&ストライプス」は出の早い対空昇龍技。 が、何故か上で当たれば当たるほど威力が下がり、さらに発生無敵がないので切り返しにやや不安が残る。 「チャージングスター」は発生の早い突進技で、突進中は飛び道具を無効化するバリアが発生する。 発生直後と突進でそれぞれ判定があり、突進中の方が威力が高い。 飛び道具を無効化すると進行速度がその分低下するため、多段飛び道具に対しては脅威になりづらい(盾としてなら効果はあるが)。 HCは基本的に中程度の威力の接近技のみで、暗転までが遅く発生が0Fのものが揃っている。 「ファイナルジャスティス」はロック系のHCで、初段のタックルヒットで追撃が入る。 暗転が遅く、無敵も当然ないため潰されるなり避けられてボコられたりする。 立ち強Kかシールドなしの立ち強Pあたりならば、そのまま繋がりはする。 何故かフィニッシュ後にまでディレイド受付時間があるため、先発で入ったなら相性次第で繋げてダメージを狙える。 「ハイパースターズ&ストライプス」は、C.アメリカの中では一番暗転の早いHC(でも8Fなので、普通レベル)。 コンボとしては一番繋げやすいが、コマンドの問題上「ファイナルジャスティス」が暴発する事がある上、 空中の相手だと落としてしまったり、ガードされた時にはもう嬉しくって感動で(ry状態になってしまう。 「ハイパーチャージングスター」は削りは中々で、ガードされても相手の硬直が長く、こちらの硬直は短め。 ただし、アドバンシングガードによる硬直減少技により反確となってしまうため、結局安易には振りづらい。 アシストは全て普通と言えてしまうものだが、強いて言えばγ(突進攻撃)タイプの「チャージングスター」だろうか。 画面端始動が常のため、遠くなればなるほど判定が遅いが、飛び道具を無効化するという魅力がある。 β(対空迎撃)タイプの「スターズ&ストライプス」は発生無敵がないため、割り込みの信頼性がやや落ちてしまう。 α(シューティング)タイプの「シールドスラッシュ」は画面端から出てくる事を除けば、普通の飛び道具アシストと同じである。 VCはβが「ハイパースターズ&ストライプス」になるのみで、後は「ハイパーチャージングスター」となる。 キャップの厳しい点は、接近状態でないと火力を大いに得られない事。 アシストも絡めないとコンボも入れづらく、本人自体のアシストがやや決定力が無いため、 使うならばキャップを主軸に考えないときつい。 ぶっぱによるダメージ・削りも、HCの性能上無理がある。 ディレイドは相手が空中状態だと振れるものがなく、基本的に近い状態で喰らい状態でないと繋がらない。 揺さぶりも単体として強すぎるわけでもなく、結果アシストがないとコンボも難しい所。 チームとしての使いづらさが、大きな痛手となっている。 それにしても、必殺とHCが使い回しというのが悲しい所。 盾の部分だけで燃え尽きてしまったのだろうか。 アメリカのトップクラスの人気キャラなのに。 + 『MVC3』での性能 『MVC3』では遂にシールドを落とさなくなった。 飛び道具を無効化しつつ突っ込めるため、対シューティングが出来る所が長所。 しかし基本性能は全体的に低め。 永パを持っている事が発覚しても下位キャラ止まり。「ダメリカ」などという蔑称が付けられた事も。 性能自体はごく普通で使いやすい部類なのだが他が強すぎた……。 しかしそのまま見捨てられる事はなく、『UMVC3』では2段ジャンプ可、側転に無敵時間追加など順当に強化。 そして地上シールドスラッシュでダウン追撃が可能になったため、火力が飛躍的に向上。 単騎ではもちろんアシストを絡める事によりトップクラスの火力を発揮出来るようになった。 立ち回りは遠間からシールドで牽制というシンプルなものが二段ジャンプの恩恵で割と強力になり、 その気になれば高性能な側転とアシストで崩したりする事も出来るため、 初心者にも非常に扱いやすく上級者でも使用に堪えるだけのパワーを持つ良キャラとなっている。 アシスト性能はあまり良くなく、また本人もアシストが無ければ崩し能力に乏しいのでほぼ先鋒で使われる。 超人能力や難熱素材などは、流石に再現されていないらしい。 …まあ、他社のライバルと異なり「MARVELを代表するヒーロー」ではあっても「MARVEL最強のヒーロー」って訳はないし、 他にもっとやばい奴ら(こいつとかこいつとか、このあたり)もいるわけだし、今に始まった事ではないが。 ……緑?気のせいじゃない? ちなみに、ガイルとは同国軍人のよしみという事でなのか、開始前に敬礼をし合ったり、EDで一緒に会話をしていたりする。 後者は3Dポリゴンキャラによる2D格闘で、キャプテン・アメリカは主役を張っていた。 ほら、ソーじゃない方が本人より目立ってたアレだよ。 他にもデータイーストUSAからアクションゲームが発売されていたり。 しかも当時のアメコミゲームは一部を除いてクソゲーが多かったのに対し、 ドット絵やアクションなどなど、かなりの良作である。流石デコ。 いつかソ連DECOのヒーローチェルノブと並び立つ日が来るのだろうか。 『MARVEL VS. CAPCOM INFINITE』にも引き続き登場。 また、同作にはウィンター・ソルジャーことバッキーもX-MEN全員差し置いてDLCで出演している。 これまでカプコン製対戦格闘ゲームのマーヴルシリーズの内『MARVEL~』と題する作品にはスパイダーマン、ハルク共に皆勤出場である。 当然ながらX-MENを題材とした『X-MEN~』と始まるタイトル(とは言っても2作品のみだが)には出ていない。 MUGENにおけるキャプテン・アメリカ + MystikBlaze氏製作 MSH仕様&MVC1仕様 MystikBlaze氏製作 MSH仕様&MVC1仕様 表がマイルドな性能に調整された『MSH』仕様、裏が『MVC1』仕様(エフェクトは『MSH』の流用)となっている。 『MSH』仕様のものは6種類のジェムから一つがランダムで選ばれ、 それらを使用する事で一時的にスーパーアーマーになったり、必殺技が強化されたり体力回復を行う事が可能。 + kong氏製作 MVC2仕様 kong氏製作 MVC2仕様 MARVELキャラでお馴染みの氏によるもの。 いつも通りの3段階AIも搭載されているため、今後の活躍が期待される。 なお、中P+中Kで中段攻撃が出せるのだが、これをダッシュ中に使うと低空でキャラが固まってしまうというバグがある。 + Verz氏 Alienmorph氏 Magus氏製作 バッキー版キャプテン・アメリカ Verz氏 Alienmorph氏 Magus氏製作 バッキー版キャプテン・アメリカ 現在はhamer氏によって代理公開されている。 上記の通り、かつてキャプテン・アメリカの相棒だったバッキーがスティーブの遺言に従い、キャプテン・アメリカを名乗った姿。 コスチュームは単なる色違いではなく、アイアンマン製のより耐弾性が向上したコスチュームである。 先代キャップと違い盾は投擲せず、銃やナイフによる遠距離攻撃を持つのが特徴。 超必殺技の一つ「SHIELD Assistence Chain hyper」では、ブラック・ウィドウ(プロレスラーに非ず)が駆け付けて相手を蜂の巣にしてくれる。 AIは搭載されていない模様 参考動画(18分半辺りからのおまけにて) + うんこマン氏製作 MSH仕様+アレンジ うんこマン氏製作 MSH仕様+アレンジ 現在は公開されていない。 VSシリーズキャラに定評のあるうんこマン氏によるキャップで、『MSH』仕様にHCなどいくつかの仕様を追加したもの。 ハイパースターズ&ストライプスとハイパーチャージングスターが搭載されていない代わりに、 パワージェム強化版スターズ&ストライプスとチャージングスターを1ゲージ技として使用可能。 更新で、盾が無い状態では「シールドラッシュ」が使えなくなり、通常技も変化するようになった。 グラテン厨氏によるAIが存在する。一時期公開停止だったが後に再公開された。 まだ調整中との事で、「一応レベル2も動きますが安定行動しかしないので魅せとかはないです」との事。 レベル1では「ガン攻め」、2は「ガン待ち」と、必ずしも2が強いとは限らず相手によって勝率が大きく変わる事もある。 永久の使用、ガードレベル、その他にも立ち回りのパターンなどマニアックな設定も出来る。 ただ、全部オンにしても強くなるとは限らないので大会に出す場合は調整をよく考える必要がある。 + 口坂氏製作 U.S.A 口坂氏製作 U.S.A 『キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー』映画化記念に作られた凶悪改変キャラ。 名前は「Ultimate Soldier America」の略であり、訳は「究極兵士(笑)アメリカ」。 現在は手直しのため公開停止中。 "Freedom Prevails !" 出場大会 + 一覧 シングル ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 オールスターゲージ増々トーナメント 海外製作AIだけのランセレ大会 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 狂下位以上狂中位付近ランセレバトル 凶上位前後ランセレシングルバトル 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント勝手に2Re 今度こそAI(愛)だよね!狂下位シングルトーナメント 狂下位級!叩け筐体ランセレトーナメント 90年代格闘ゲーム主人公ランダムフェスティバル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 アメコミ・海外キャラと小規模タッグトーナメント アンノーン主催FINALバトルロワイアル アメコミ・海外キャラと大規模タッグGP 王道+アレンジタッグトーナメント MUGENトーナメント ドリームタッグ MARVEL DCキャラと男女タッグトーナメント 運も実力の内!勝ち残りランセレガントレットタッグ杯 統劇!MUGEN オールスタータッグトーナメント2010 第3回遊撃祭 ゲージ増々タッグトーナメント 19XX年!4大勢力対抗!セルハラっぽいランダムタッグバトル!! 気の向くままに男女タッグトーナメント【MVC杯】 作品別主人公ボスタッグトーナメント せっかくだからカプ厨釣って再生数稼ぐぜェ(ゲス顔) 超お神杯凶上位前後タッグバトル 大お神杯凶上位付近タッグバトル 友情の属性タッグサバイバル ギース&ロック中心強前後タッグバトル 19XX年!ゲーム主人公ランダムタッグバトル ヒューマン・トーチ杯カップリングコンテスト(Pt.7のおまけ、バッキー版キャプテンアメリカ) 巡り会う運命よ再び!高性能タッグ大会【ステラ杯2】(おまけ) チーム 正統派作品別トーナメント 作品別マイナーキャラ大会 【自分よければ】自己中成長(?)サバイバル【すべてよし】 生き残れ!4on4サバイバルトナメ 2nd 作品別グランプリ 五大勢力世界争覇戦 新春テーマ別チームバトル2014 頂上対決チームトーナメントIII 作品別10人組お祭りトーナメント 種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】(おまけ) その他 【新機軸】空気読めない奴は汚ねえ花火だぜリーグ【作品別】 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 作品別対抗 F1風トーナメント コスモス軍VSカオス軍 ~無限なる戦い~ DISIDIA杯 聖杯戦争風男女タッグサバイバル 無限大!ヒーローズランセレサバイバル 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 覇王の大陸 決闘しようぜ!お前カードな!大会 たぶん永久vs即死トーナメント きっと永久vs即死大会2 テストしようぜ!お前科目な!大会 正義vs侵略者!都道府県陣取りゲーム 更新停止中 【超過激】MUGEN作品別トーナメント【超危険】 高性能作品別成長トーナメント 他人任せ大会 [作品別対抗]成長タッグリレー ルーキーズ集結!男女ペアNewAgeトーナメント ザ・中道 逃走中サバイバル LastMission 叩き壊せ!!台パン壊杯 狂下位上限前後 凍結 大貧民+成長ランセレバトル【格差社会】 陣取り合戦TAG 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント2 Big Bang Age MUGEN 凶軍VS希望軍(凶希杯) 削除済み 自分でも~メンバー+αで連勝式タッググランプリ ガンダムvsおっぱいトーナメント 国内 VS 国外 アニメチームバトル 正義VS悪【ランセレ】勝ち抜き戦 ゲジマシ戒厳ちゃんタッグトーナメント 真冬のランセレサバイバルトーナメント オールスター作品別トーナメント【特上大規模】 出演ストーリー MUGEN STORIES INFINITY Nの日常(アッー!な人) カードキャプターみやこ ナイトメア・ハンターズ 彼岸日和 無限戦記 *1 アイアンマン、マイティ・ソーと並びアベンジャーズの主要メンバー「ビッグ3」に挙げられる事から割とよく誤解されるが、 この来歴からも分かる通りキャップ自身はアベンジャーズの「創設メンバー」ではなく「初の追加メンバー」である。 それが今やアベンジャーズのリーダーにして顔と言える存在になっているがキャップの凄い所。 そう言えばX-MENにも似たようなのがいたような…… ただしMCUでは映画の公開順や知名度などもあってキャップがアベンジャーズ創設メンバーの一人になっており、 逆にコミックでの創設メンバーであるアントマンがキャップに誘われた事をきっかけに加入する展開になっている。 *2 厳密には英語圏における「陸軍・空軍、海兵隊などの大尉」。海軍では艦長職である「大佐」を指す。 実際に前線で戦う士官として大尉という階級はかなり高いものだが、佐官である大佐との階級差は極めて大きい。